ニキビ跡って治らないの?

美容皮膚科でニキビ跡を除去

2017年08月20日 19時42分

・ニキビ跡の原因

ニキビで荒れた肌は、自然治癒力によって徐々に再生していきます。しかしこの再生が、スムーズに進まなかったり、中途半端な状態で止まったり、過剰におこなわれたりすることがあります。

これによって肌には、ニキビ跡が残ることになります。具体的には、茶色や赤色のシミが残ったり、肌がえぐれたような状態になったり、盛り上がったりするのです。

シミタイプのニキビ跡は、色素が肌細胞に沈着することが原因となっています。茶色のシミはメラニン色素、赤色のシミは赤血球の色素によって生じるのです。そして肌がえぐれることによるニキビ跡は、肌の再生がうまく進まないことで生じます。

再生に必要となる肌細胞が不足することで、えぐれてしまうのです。逆に盛り上がりによるニキビ跡は、肌細胞が過剰に作られて、肉芽組織ができてしまうことが原因です。この組織が大きくなるほど、肌は広く高く盛り上がることになります。

こういったニキビ跡もまた、自然治癒力で徐々に除去されていきます。しかしそれには、多くの場合は数ヶ月という長い期間が必要となります。そのためニキビ跡に悩む人の多くが、短期間で除去するために美容皮膚科に通っています。美容皮膚科では、ニキビ跡の種類に合わせた様々な方法での治療が行われているのです。


・シミタイプのニキビ跡の除去

まずはシミタイプのニキビ跡ですが、美容皮膚科れはこれらは、主にケミカルピーリングやフォトセラピーによって除去されます。ケミカルピーリングとは、酸性の薬剤で肌表面を溶かして剥がすという治療です。健康的な肌は剥がれず、弱った肌や古くなった肌のみが除去されます。これにより、メラニン色素や赤血球の色素を含んだ異常な肌細胞も、除去されることになるのです。

そしてフォトセラピーは、光の照射で肌を温め、新陳代謝を促すという治療です。これにより新しい肌細胞が多く生み出され、その分古くなった肌がニキビ跡と一緒に除去されやすくなるのです。


・えぐれた肌や盛り上がった肌の治療

一方えぐれた肌の治療には、フラクセルレーザーが使われます。これを照射すると、肌には目に見えないほどの小さな穴が開けられます。すると肌は、その穴を修復するために、自然治癒力を通常よりも強く働かせます。

それにより新しい肌細胞が急ピッチで作られ、その分えぐれた状態が改善されやすくなるのです。また盛り上がったニキビ跡は、炭酸ガスレーザーで除去されます。これは、水分に反応して熱を与えるタイプのレーザーです。

盛り上がっている部分には、その分多くの水分が含まれています。そのため炭酸ガスレーザーを照射すると、蒸散により盛り上がりが消えていくのです。