ニキビ跡って治らないの?

ニキビに跡が残る原因と治す薬の紹介

2017年08月18日 19時12分

・ニキビ跡ができてしまう仕組み

ニキビ跡が残るの原因の一つに、ニキビの炎症によって肌の組織に傷がつき、それが傷跡として残ってしまう場合。

もう一つはニキビを指でつぶしたりすることで指や爪の間についた雑菌によって炎症を悪化させてしまうだけでなく、爪によって傷ついた部分にニキビの炎症が広がりニキビをさらに拡大させる結果となります。こうしてニキビの炎症が収まった後も肌に跡を残してしまいます。


・ニキビ跡の性質の違い

ニキビのあとにも種類があって、赤く残るものは、炎症を起こしたニキビ跡に毛細血管が集結し、うっ血して残っている場合で、実は損傷した血管が集結して治癒しようとする際に起こる内出血のせいで全体に赤や紫いろに変化し、一般に「炎症後紅斑」とよばれる現象です。

もう一つはニキビの炎症によって壊されてしまった肌組織が、再生作用を起こすためメラニンをたくさん発生して肌を守ろうとします。そのためこのメラニンが色素沈着で肌に残った状態が黒いニキビ跡や茶色く残るシミのような状態を作ります。

黒く映って見えるものは肌の皮下の浅いところにあり、これが定着すると茶色に代わって皮下の奥のほうに落ち着いてしまうのです。


・ニキビ跡を改善しよう

ニキビ跡は赤い場合も黒い場合も放置しておくと消えないシミの原因になります。正しいお手入れを施すことでニキビ跡は薄くすることができるので、しっかりケアをしましょう。

赤みののこるニキビ跡はまだ多少炎症が起こっていると考えてよいでしょう。そのため炎症を抑える抗炎効果のある薬や化粧品を選ぶ必要があります。一般に市販で有名なのが「スタデルクリーム」です。

副作用としてまれにかゆみが出る場合があるので、使用は体調を見ながら行いましょう。肌に跡が残る仕組みは肌のターンオーバーにも深くかかわっています。外用薬を使うのと同時に、はだのサイクルを順調に促すビタミンCなどのサプリメントを同時に服用するのも効果的でしょう。

肌の乾燥も大変よくありません。プラセンタエキスなどの保湿こうかのある化粧水や、クリームを併用し、肌をみずみずしく保ちましょう。黒や茶色に変化したニキビ跡には美白効果のある化粧品やクリームがお勧めです。

「ハイドロキノン」という物質がメラニン色素を抑制して、徐々にシミの部分を薄くしてくれる作用があります。化粧品に配合されているものでも効果はありますが、皮膚科などでも高濃度の化粧水タイプやクリームを処方してくれますので、部分的に効果的に使用する場合はこちらをお勧めします。